未経験でプログラマーに転職する場合「35歳」がボーダーライン

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こんにちわ!35歳で飲食店正社員からプログラマーに転職した仏の顔もT.Tです( ^ω^ )
せっかく転職しようと頑張っているのに、年齢で弾かれてしまう・・・悲しい現実ですよね。
ですが、悲観していても仕方ありません!
なぜ弾かれるのか?を理解して解決方法を探しましょう٩( ‘ω’ )و
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未経験でプログラマーに転職する場合「35歳」がボーダーライン

ITの求人を見ていると、募集要項に「35歳まで」という求人をチラホラ見かけます。
本来は「雇用対策法」で、年齢制限の禁止が義務化されているのですが、「キャリア形成」「技能・ノウハウの継承」などを理由に例外的に年齢制限を設ける事が可能とされています。(省令3号のイ)
「そんなぁ!非道いぃぃ∑(゚Д゚)!」
と思う方もいるかもしれませんが、私はこう書いてくれてる企業の方が優しい企業だと思います。

なぜなら、「年齢制限なし」と書かれている企業だってある程度年齢によるボーダーラインを決めているからです。つまり、

「書類審査or面接はするけど、採用はしない。」

という状態なのです。これはお互いにとって無駄ですよね。書類作ったり、面接するだけでも大変な労力ですからね(°▽°)
「35歳まで」という求人を見たら「正直に言ってくれてありがとう!」と思っておきましょう( ´∀`)

未経験者のプログラマー就職難易度

<未経験者の年齢別就職難易度>
20代 ★★★★★  余裕です
30〜35歳 ★★★☆☆  熱意があれば
36〜39歳 ★★☆☆☆  特技は必須、それでも難しい
40歳以上 ★☆☆☆☆  正攻法は諦めましょう
※実務経験1年以上の方は40歳以上でも就職可能です
※個人的な見解です

どの業界でも35歳以上で別業種へ転職するのは大変だと思います。いくらIT業界が人手不足でもその点では同じだとお考えください。

ですが、やり方が全く無いわけではありません

詳しくはこちらの記事をお読み下さい↓

なぜ「35歳」がボーダーラインなのか?

先ほど紹介した「省令3号のイ」を簡単に説明すると、

・雇用期間を定めないこと
 (正社員は大体これ。契約社員などはNG)
・新卒〜45歳未満の方を対象にキャリア形成を目的とする場合
 (単純労働ではなくレベルアップが必要な仕事の場合。ほとんどの仕事が当てはまる)
・新卒以外の若年者(既卒者など)は新卒者と同じ待遇にする
  (仮に「35歳まで」で募集して35歳を雇った場合、新卒と同じ待遇にしなければいけない)

以上の条件を満たした場合、例外的に求人の年齢制限が認められています。

 

「ん?じゃあ、44歳まで大丈夫そうじゃない??」と思いますよね。
しかし現実としては「35歳まで」になってしまうのは以下の3つの理由が考えられます。
・企業側の利益回収
・プログラマー35歳定年説
・厚生労働省の参考資料
1つずつ解説していきます٩( ‘ω’ )و

企業側の利益回収

未経験のITエンジニアが1人前になるまで1〜3年ぐらいかかると言われています。これはIT企業に限らず他の業種でもそうだと思います。

新人研修を受けさせて、教育係を付けて、仕事を教えてと企業は最初赤字から始まります。

雇ったエンジニアが1人前に成長し、1人で仕事をこなすようになってようやく企業は利益を回収できるようになってきます。

しかし、44歳で入社したエンジニアの場合47歳になってしまっている可能性があります。その年齢から仕事を貰ってきて、バリバリ作業をこなして稼いでくる!というイメージがあまり湧かないのが現実です。

企業としても、年齢的に管理職側に行ってもらいたいというのが正直な所でしょう。

※もちろん、47歳でバリバリ作業をこなして稼いでくれる人はたくさんいます

 

そうなると、雇って、お金をかけて仕事を教えても回収できない可能性があるのです。企業はこうなる事を一番恐れています。

プログラマー35歳定年説

プログラマー35歳定年説」を聞いたことがありますか?

これは噂程度のもので、「間違っている」と多くの人が断言されていますが、35歳ぐらいからIT業界特有の「新しい技術を追い続ける日々」が疲れるように感じる人が多いのも事実です。

なので35歳ぐらいで定年というよりはマネジメント管理職へ移行する人が多いのです。
IT用語で言うならば、PG から SE や PL 、PM になっていくわけですね。
つまり、企業側の都合だけでなく、
本人にとってもその方が良くなる可能性があると言うことです。
個人的には「そんなのその人による!」と思いますが、企業側が雇う際に懸念材料として考えてしまうのは事実だと思います。

厚生労働省の参考資料

何度か紹介している「省令3号のイ」は、原則として年齢制限をしてはいけないという「雇用対策法」の例外自由の1つに当たります。

なので厚生労働省がわかりやすく「この場合はOK」「この場合はNG」という例外パターンをいくつか資料で紹介しているのですが、その参考資料で取り上げている例は35歳、40歳が多いのです。

44歳まで可能としつつも、35歳、40歳が「キリがいい数字であり現実的な数字」という風にも見えます。これは扇動しているというわけではなく、「企業にとってわかりやすい資料」を心がけて作った結果だと思います。

未経験でプログラマーに転職する場合「35歳」がボーダーライン

今回の記事を読んでショックを受けた方、不安になった方もいらっしゃると思います。

しかし先ほども言った通り、やり方が全く無いわけではありません

まずは企業側の気持ちやIT業界の事を理解する事が大事なのです。

「若い人達と同じ事をやっているだけでは勝てない」

という事を理解した上で、就職対策を練っていきましょう!!

 

※次回はその対策について私の体験を踏まえてお話させて頂きます

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