こんにちわ!バンド歴15年、ギター歴22年の「仏の顔もT.T」です(´∀`)/
以前の記事で、ミュージシャンが売れる為に必要な事はたった2つ↓
と紹介しました。
具体的には、
①良い商品を作る↓
②多くの人に知ってもらう
という事で、今回は多くの人に知ってもらう方法、つまり宣伝について考えていきましょうヽ(´▽`)/
事務所所属しちゃえば、宣伝や営業はやってもらえるんだから、そんなの後回しにして、もっと練習しようぜ!
こういう考え方↑の方がけっこう多いのですが、それだとファンも増えないし、CDも売れないし、事務所に所属するのも難しくなりますよ(´・ω・`)
・どうやったら売れるのか知りたい方
・なぜ売れないのか?疑問な方
・自分達が売れるイメージを具体的に描けてない方
多くの人に知ってもらうには?
ようは「宣伝」です。昔と比べると現代は色々な方法があります。
<一般的な方法>
・テレビ
番組主題歌、CM、歌番組など、メジャーデビューしているミュージシャンの主戦場です。
コネやお金がないアマチュアにはハードルが高いかもしれませんが、可能性はゼロではありません。
オーディション番組や素人カラオケ番組などを探して応募し続ければ出演できる事があります。
実際に私のバンドはテレビのオーディション番組に出た事があります。
深夜で5秒ぐらいでしたが(笑)
しかし、無料で不特定多数の人に見てもらえる最高の宣伝方法だと思います。
・ラジオ
昔は音楽を宣伝するといえばラジオが中心でした。
植村花菜さんの「トイレの神様」はラジオで流したら問い合わせが殺到し、大ヒットになりました。
しかし、パフォーマンスやライブが特徴など、映像が武器のアーティストには向いてません。
・動画や音楽の配信サイト
You Tubeやニコニコ動画は有名ですが、その他にも多数の配信サイトがあります。
音声メディア(インターネットラジオのようなもの)だと、「Podcast」や「Voicy」など、これからユーザー数が増えていきそうなジャンルでもあります。
私のバンドもPodcastでラジオを配信していましたが、音楽要素よりもギャグ要素がウケて急上昇し、アッという間に登録者数が500人ぐらいになったのを覚えています。(7・8年前の話)
・SNS
Twitter、Facebook、Instagramなど。
SNSは宣伝方法としては楽で良いのですが、気をつけなければならないのはコンプライアンスや個人情報です。
マナーが悪かったり、暴言を言ったり、恋人とのツーショットをあげたりと、ファンが離れる「マイナスイメージ」になってしまう危険性があります。
ミュージシャンにとって大事な「イメージ」を壊さないよう、プライベートとは別のアカウントを作ったり、メンバー内で「ファンとのツーショットをのせるのはNG」など禁止事項を事前に話し合っておくと良いでしょう。
・ライブ、路上ライブ
これをやってるアーティストは多いと思います。
ライブは商品であると同時に宣伝行為でもあるという事を意識して行うと良いでしょう。
ライブ中にただ、「次のライブはいついつにどこどこです」とか「エレキギター、山本!」だけだと覚えてもらえないので、インパクトのあるライブ告知をしましょう。
例①ライブ告知を曲にする
「次のライブはぁ~~?武道館!武道館!よりも少し離れた~~?渋谷!渋谷!そこから電車に乗って~~?も・と・や・わ・た!(本八幡)」
こ・う・え・ん・じ!(高円寺)でも使える(笑)
例②アイドル風自己紹介
「はい!元気でオチャメな28歳!炭水化物とジミヘンが大好き、ギター担当、山本です!ロドリゲスって呼んでね✩」
・チラシ、フライヤー
ライブハウスや路上ライブでよく配ってますよね。
それ以外にもお金をかければ新聞の折り込みとかポストに入れて回るとかも可能ですが、ターゲット層が年齢高めなので、演歌とかフォークとかのジャンルでないと効果はあまりないかもしれません。
どこで?誰に?配るかを考えましょう。
・H.P
私のバンドは無料で作れるH.Pを作って、メンバーが日替わりでブログなどを書いていました。
BBS(掲示板)を作ったらファン同士がモメたとか、着うた配信したけどサビまでいかないとか、色々と失敗した分、学ばせてもらう事も多かったです(笑)
誰か一人が担当して管理した方が楽ですが、他のメンバーは感謝の気持ちを忘れずに。
・雑誌
本屋さんに置いてある雑誌だけじゃなく、ライブハウスやスタジオとかに置いてあるフリーペーパーなどもありますので積極的に探してみましょう。
雑誌を作ってる側の人達も常にネタを探しているので、こちらからアピールしてみると意外とアッサリ載せてくれたりします。
あ、ちなみに広告料を要求された場合は即決せずに、慎重に考えましょう。
詐欺の可能性もありますので。
音楽雑誌は音楽が好きな人が読者なので、宣伝としてはいいのですが、「音を伝えられない」という欠点があります。
ラジオの逆で、パフォーマンスやキャラクターが武器なアーティストとは相性が良いです。
今の時代、宣伝方法がたくさんあるから迷ってしまうよね!
なんでもいいから、とりあえず面白そうなのをやってみて、自分達に合う方法を見つけよう♪
ここで紹介してるのも、あくまで一部だからな!
今回紹介したのは、あくまで<一般的な方法>です。
変わった宣伝方法については、また別の記事で紹介させて頂きます(´∀`)
覚えておこう!宣伝をする際に重要な5つのポイント
※絵と本文は全く関係ございません
実際に宣伝を行う前に、「宣伝効果」を予想し、あなた達に合っているかどうかみんなでよく話してから決めましょう。
どれぐらいの人数に伝わるか
かかるコストは同じだけど、10人に伝わる宣伝と、1000人に伝わる宣伝だったら迷わず1000人に伝えましょう。
一見、当たり前のような話ですが、「宣伝した結果どうなるか?」という先が見えてないと、時間かけてやったのに10人にしか見てもらえなかった…なんて事になりがちです。
自分達のターゲットゾーンの人かどうか
あなた達に興味が全くない1000人より、興味がある100人の方が断然いいです。
例えば、あいみょんを特集するなら、男性向け雑誌よりも女子向け雑誌の方が効果的です。
基本的に音楽の場合は中・高・大学生ぐらいをターゲットにする事が多いです。
コスト、時間はいくらかかるか
効果があればなんでもいいわけではありません。
多少の先行投資が必要な場合もありますが、借金を抱える程コストをかけるのは、いかがなものかなと私は思います。
確かに良い物は出来たのですが、テレビなどで流す予定も無いので、流すのはライブハウスとYou Tubeぐらいで、70万円に見合った宣伝効果は無かったと思います。
マイナスイメージになってしまわないか
↑この記事でもお話しましたが、アーティストは商品でもあります。
イメージが下がるような宣伝をすると、商品価値を下げる事になります。
Twitterで炎上したり、ライブ中に他の出演者の悪口を言ったり、ラジオで下ネタを言ったりなど。(ほぼ体験談)
き、気をつけましょう……(つд⊂)
ライバルが少ない場か(他のミュージシャンがやっていない宣伝方法)
SNS、H.P、ライブ中の告知、などはほとんどのアーティストがやっている為、そこでの宣伝は「普通の宣伝」じゃダメだと思いましょう。
「他を圧倒する」には同じではいけません。
他のミュージシャンがやっていない宣伝方法を意識しましょう。
これ書いてて思ったけど、ほぼTwitter運用法とほぼ変わらないね!
私はどれだけ、音楽に関心ある人にこの記事を届けられるか?を意識してTwitterをやっています♪
おーい!届いてるかーーーー(^O^)!
仮に音楽に関心が無くても、この記事が面白い!とか参考になる!とか思ってもらうには、やっぱり他の人とは違う事をしなきゃね!
私の場合はそれが、「下手くそな絵」や「仏くん」なわけです(*゚▽゚*)
えー!このキャラクター仏くんって言うんですか??
すごく可愛いー!学校でも人気あるんですよー!
みんな仏くんの「教え」をカバンの中に入れてますからね♪
あなたもお1つどうですか??定価48万円の所、今なら特別価格20万円ですよ!!
変なモン売りつけるのは止めてΣ(゚д゚lll)!
で、その「教え」ってどういう形状なのΣ(゚д゚lll)??持ち歩く物なの!?
まとめ
- 多くの人に知ってもらうには?
- <一般的な方法>
- 覚えておこう!宣伝をする際に重要な5つのポイント
- 1、どれぐらいの人数に伝わるか
- 2、自分達のターゲットゾーンの人かどうか
- 3、コスト、時間はいくらかかるか
- 4、マイナスイメージになってしまわないか
- 5、ライバルが少ない場か(他のミュージシャンがやっていない宣伝方法)
ミュージシャンというのは基本的に芸術家なので、営業や宣伝は苦手な人が多いんですよね。
だいたい曲作りやライブとバイトで忙しいですしー《゚Д゚》
事務所に入れれば、宣伝はスタッフがやってくれますしー《゚Д゚》
しかし、無所属である以上は全て自分達でやる必要があります。
それを大変な作業と考えずに、それも楽しい音楽活動の一環と考えましょう。
逆に言えば、事務所に所属したら自分達の好きなように宣伝したりグッズ作ったりできなくなりますからね。
どうしても大人が口を挟んできます。
事務所に所属してからは気軽に路上ライブもできなくなるかもしれませんよ?
やるなら今がチャンス!!
コメント